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ひったくられてとっさに取ってしまった行動。二度と同じ事が起こらないように。

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しょうです。


今回のひったくり事件について、百太が赤裸々に書いていたので、私は書かないつもりでした。
が、実際に盗られてしまった時、冷静さを失った私がとっさにどう思ったか、そしてそこから取ってしまった行動について、当事者視点でも書こうと思いました。


iPhone ひったくり事件簿 ~追うなっ!~

ひったくり犯と 1対1 になって俺はどうする!?


今思い返しても反省点だらけのトラブルです。

今回のは命があるからこそ、伝えられるかと思います。
同じようなことが他の方にも二度と起こらない様、ひったくられた私視点で、詳細に書いていこうと思います。



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メルズーガからバスに乗り、フェズに着いたのが朝4時。


降ろされた場所は、鉄道の駅付近のただの道。
噂では聞いていたけど、バスターミナルではなかった。

この場所には、ここぞとばかりにタクシーが沢山止まっていて、バスの乗客が降りてくるのを待ちわびているように見えた。

トドラ渓谷・サハラ砂漠で平和ボケしていた私たちは、タクシーには乗らず、徒歩で宿に向かうことにした。
降ろされた場所からは約2kmの距離。


少し薄暗い道は慎重に歩いていたけど、ちらほらと人も歩いていて、そこまで恐怖心は感じなかった。
しばらく歩くと、ライトがたくさん照らされた大通りに出た。


この時1km近く歩いていたと思う。
普通の道とはいえ、車輪が壊れかけた20kgのスーツケースを片腕で持つのは結構辛い。
百太と距離が開いてしまっていたのは分かっていたけど、追いつける程早くは歩けなかった。

この時「もうちょっとゆっくり歩いて」と一言言っていたら違っていたのかもしれない。



大通りに出てすぐ、私は男性とすれ違った。
この時、私の手には携帯があった。


休憩したい限界の気持ちだったけど、この時は警戒心が働き、男性とすれ違うまでは歩いた。
後ろを振り向くと、男性はそのまま前に歩き続けていた。


男性が歩き続けたことで少し安心したのだろう。
百太は少し遠くで休憩していたけど、そこまで歩く元気はなかったので私もその場で休憩を取ることにした。
荷物を置き、腕と肩が痛かった私は、肩と腕を回しながら痛みを和らげようとしていた。
(百太が言っている体操はこのこと)



この間に、犯人は私の背後に戻ってきていたんだと思う。
常に後ろは警戒するべきなのに、休憩前に後ろを振り向いた時には誰もいなかったからだろう。
その後、私が後ろを振り向く事はなかった。



再び、宿の地図を見ようと携帯を開いたその時。



後ろから突然携帯を掴まれた。



ものすごい力。
顔は見てないけど、洋服がさっきすれ違った男性と同じだった。



何で?
すれ違って歩いてたんじゃないの?
何でここにいるの?




絶対に渡さない。
絶対に離さない。





この間、約1秒。




成人男性に力で勝てる訳もなく、力づくで携帯を奪われてしまった。
その瞬間走りだす男性。



「返せ!!!」





私は、とっさに追いかけてしまった。





悔しかった。


気づいたらなくなってたんじゃない。
目の前で、自分の力のせいで取られた。


私に力があれば。。。



今思うとその発想がバカだなって思うけど、正直、この時はそう思っていた。





彼の手に、まだ近くに私の携帯がある。
今なら間に合うかもしれない。


取り返したい。



ところが男性は、ものすごい速さで逃げると、いとも簡単に高い塀をよじ登って家の敷地に入ってしまった。



私は途中まで登ろうと試みたけど、高くて登れなかった。
塀に登ろうとして失敗して擦り傷を負った。
今思えば、追いかける事の出来ない塀によじ登ってくれてよかったって思う。



スーツケースを放置していた私は荷物の場所に戻った。
すると、その場所には百太がいた。


百太の安堵した顔が一目で分かった。


この時、やっと事の重大さに気づいた。




その後、百太が塀を見に行ってくれた。
けど、今思うとそれも止めれば良かった。
百太に何かあったかもしれない。

諦めてすぐに戻ってきた時、正直ホッとした。



戻ってきた百太は、私に向かってこう言った。



「離れちゃってごめんね。。。」



その言葉を聞いた瞬間、何かの糸が切れた私は泣いた。
本来私を叱るべきところなのに。



百太が無事でいてくれたこと。
百太に迷惑をかけてしまったこと。
そして自分も何事もなかったこと。



本当は怖かった。
とっさに追いかけてしまったけど、内心怖かったんだと思う。
自分でも気づいていなかった「恐怖」と「安堵」という感情が入り混じっていたと思う。


--------------------


自分で書きながら、何でこんな対応を取ってしまったんだろう・・・と思うところばかりです。
ですが、これがひったくりに遭った瞬間、私がとっさに取ってしまった行動です。


そして、百太と今回の反省点や今後の対策について話し合いました。





***




それから約2ヶ月後。

コロンビアで邦人殺害事件が起こってしまいました。
このニュースを知った時、同じ旅行者としてショックと驚きを隠せませんでした。
そして経緯を知った時、さらに驚きました。
場所も違えば時間帯も違う。
でも、とても他人事には思えませんでした。


私はコロンビアに行ったことがないので、正直どんな場所なのかを感じ取ることは出来ません。
ですが、行った旅人に話を聞くと「事件が起こりそうな街じゃなかった」と口を揃えて言います。



それは実際に滞在したフェズも同じ。
到着したその日に奪われてしまったけど、その後の滞在中「危険だな、怖いな」って思うことはありませんでした。



つまり、その事件に巻き込まれたのは私でも全くおかしくなかったのです。



本来であれば、ここまで詳細に書く必要性はなかったのかもしれませんが、今回の事件を受けて、全て書くことにしました。
幸い、私たちは今生きていて、ブログという手段で伝えられる術があります。




安全だな、大丈夫だなって思った街でも、もし盗られたら盗られてください。
私みたいに、追いかけないでください。



何よりも大切なのは「」。



もう二度と、この様な悲しい事件が起きませんように。
誰も今回の私たちのような行動を取りませんように。

心から願うばかりです。



亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともにご冥福をお祈りいたします。


そして旅されてる皆さん、生きて日本に帰りましょう。




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